大磯町が「令和2年度 体力つくり優秀組織」として、文部科学大臣賞を受賞した。健康づくりに関する町独自の取り組みが評価された。
この表彰は地域や職場での保健・栄養の改善およびスポーツ・レクリエーションの普及運動を推進し、顕著な成果を上げている組織に贈られるもの。体力つくり運動の普及や充実を図る目的で1968年に始まった。今年度の文科大臣賞には全国から9組織が選ばれ、県内は大磯町のみだった。
健康増進・食育・スポーツの取り組みを統合して2017年に策定した「けんこうプラン大磯」で掲げた「生涯健康でこころ豊かにいきいきと暮らせるまち」の実現を目指し、様々な取り組みを進めている同町。町内24地区に定期的に保健師を派遣して健康相談などを行う「おあしす24健康おおいぞ」や、町民参加型のスポーツ健康イベント「大磯チャレンジフェスタ」の開催、町オリジナルの健康体操「おおいそ骨太体操」・「大磯こゆるぎ体操」の講習会の実施などを継続している点が評価された。
中崎久雄町長は「町民の皆様や各関係機関の方のご尽力を頂いてこその受賞。引き続き、健康づくりの取り組みを進めていく」と話した。町では今後、小学生を対象にしたスポーツ鬼ごっこの普及や、おあしす24にフレイル予防を加えながら高齢者の集いの場づくりなどに取り組むという。
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