町議会の２０２１年９月定例会が大磯町で８月30日から９月30日（木）まで、二宮町で９月３日（金）から28日（火）まで、中井町で９月７日（火）から17日（金）までの会期で開会する。
大磯町
21年度一般会計補正予算や20年度決算の認定、法改正に伴う関連条例の改正案など15議案を審議。報告２件、陳情４件。議会初日、町が示した一般会計補正予算に対し、３人の議員が大磯駅前広場整備計画の調査委託料（４８３万円）を削除した修正案を提出したが賛成少数で否決され、その後の採決で原案が賛成多数で可決した。
一般会計補正予算は６億２１０１万円を追加。子育て世帯の経済的な負担軽減と地域経済の活性化を目的に、妊婦を含めた０歳から中学生までの子どもがいる全世帯に町内の店舗で使用できる商品券を発行する（４５４９万円）。新型コロナウイルス関連ではワクチン接種の業務委託料（９８４１万円）、公共施設のトイレ手洗い場の自動水栓交換（３３９５万円）、小中学校への空気清浄機等の購入（４９２万円）などを計上。一般質問は９月９日（木）と10日（金）に、地域包括支援センターの運営や待機児童問題、駅前整備、防災などについて12議員から26質問が出される。
二宮町
議案16件と報告１件が提出される。コロナ禍の厳しい財政状況に対し地方税財源の充実を求める意見書や、ワクチン接種後の副反応の検証体制の充実・若年層に対する最新の情報公開を国に求める意見書を提出するための議員提出議案、21年度補正予算や20年度決算の認定、条例の一部改正などの議案を審議する。決算総括質疑は13日（月）、一般質問は15日（水）。
中井町
一般質問は７日と８日に８議員から11質問提出。質問者と内容は以下（敬称略）。▽峯尾進「観光交流事業の進め方と課題は」▽成川保美「中井町をどのような町に導くのか町長の考えを問う」▽加藤久美「土砂災害警戒区域内の公共施設防災対策は」ほか▽井上泰弘「自然災害に対する備えは」▽多田勲「子どもの貧困対策推進を」▽古宮祐二「震生湖の観光化に向けての取り組みは」▽尾尻孝和「新型コロナウイルス感染爆発に、中井町として取り組むことは」ほか▽原憲三「町長公約である、小学生給食無償化の早期実施を」ほか
議会の模様は湘南ケーブルネットワークで放送。（８月31日起稿）
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