木谷君（右）と谷山ジム小田原道場の飯山真会長
二宮中学校１年生の木谷陽晴（ひばる）君（谷山ジム小田原道場所属）がこのほど、ゴールドジムサウス東京アネックス（東京都大田区）で開催されたムエタイの大会「ギーラームエ」のジュニア36kg以下に出場し、王者の栄冠を手にした。
２年前からキックボクシングを始め、９月に開かれた大会でもアマチュア34kg級でチャンピオンになった実力を持つ木谷君。今年度からムエタイを取り入れた練習に打ち込み、ひたむきに技を磨いてきた。「ムエタイは追い詰められても一発逆転を狙いやすいスポーツ。スリルがあって楽しい」と話す。
夢叶え 次へ
試合当日はトーナメント戦（２ラウンド）が行われ、初戦では10月の大会で敗れた選手と対戦。「リベンジしたい」との強い気持ちで技を繰り出し、２-０の判定勝ちを収めた。
迎えた決勝戦では、何度も「首相撲」になる展開に。負けじと相手と組み合い、相手が仕掛けてきた技に右ストレートのカウンターを放つなど試合を優勢に進めていき、最終的に３-０の判定勝利で念願のチャンピオンベルトを手にした。木谷君は試合を振り返り「ムエタイでチャンピオンになるのが夢だった。すごくうれしい」と喜びを語った。
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