大磯町議会は5月14日、2022年度予算の概要や成立の経緯などを町民に説明する議会報告会を、町役場4階の第1委員会室とオンラインで開催した。同町議会では次年度予算を審議する3月定例会で、「町民への説明が不十分」などと批判が集中した「大磯駅周辺安全・安心賑わい創出事業」を削除した議員提案の修正案を賛成多数で可決していた。
午前と午後の2回開かれた議会報告会では、2022年度予算に盛り込まれた主な事業内容や、予算成立に際し予算特別委員会と本会議で交わされた賛否討論、予算執行に当たり町に要望した附帯決議などについて説明。駅周辺事業の進め方などを問題視して提出された修正案に対し、町が説明会を開き町民の意見を取り入れて事業を進めているとする反対意見もあったことなどを語った。参加した町民からは、新庁舎整備事業の候補地や津波対策に関する質問、社会福祉協議会に町の指導監督を求める要望、再開時期が白紙になっている中学校給食の進展を求める声などが上がった。議会側は「要望については議会から町へ必ず伝える」と話した。
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