任期満了に伴い今年11月27日に投開票される大磯町長選挙について中崎久雄町長(79)=3期=は、6月10日に開かれた町議会本会議で清田文雄議員の一般質問に「残された課題解決に向けて任期満了まで全力で取り組んでいく」などと答弁し、態度を保留した。
「町民の意思を聞き、方向性を決定しなければならない岐路にある」とも述べ、今後取り組むべき町の課題として超高齢化社会への対策や教育・子育て環境の整備、移住定住促進などを挙げ「これを次に託すか私がやるかという選択」と語った。4選への意思を尋ねる再質問に対して「答えから逃げてはいない。健康面に問題はないが、知力・体力は日々減退するもの。町の将来を憂い、しっかりとした形でやっていくという人が現われることは大切とも思う。その上で『知進知退 随時出処』(進むべき時・退くべき時を知り、いつでもそれに従う)。随時、判断できた時に私の進退を決めたい」と述べた。
約5カ月後に迫った同町長選挙に現時点で立候補表明者はいない。このため6月議会で中崎町長が態度を明らかにするかに注目が集まっていた。
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