恒久平和への祈り 二宮町で戦没者追悼式
二宮町と同町遺族会は5月31日、川勾神社慰霊塔前で「戦没者を追悼し、平和を祈念する集い」を行った。坂本孝也町長や二宮町遺族会の井上進会長と会員をはじめ、県・町議会議員、婦人会や県遺族会の代表など約90人が参列した。
全員で戦没者と東日本大震災の犠牲者へ黙祷を捧げた後、川勾神社宮司による祝詞の奏上があり、同町仏教会僧侶が読経を捧げた。
追悼の言葉で坂本町長は「戦後66年が過ぎ、今日の平和と繁栄を享受できるのは戦没者の御霊の御加護。ひとり一人のかけがえのない命を尊び、二度と戦争を繰り返してはならないことを後世へ語り継ぐ使命が私たちにある。互いに絆を強め、希望あふれる町づくりへ努力を重ねていく」と誓った。また、井上会長は「戦没者の御霊がとこしえであるように」と祈った。
その後、参列者は戦没者の御霊に白菊を手向けた。
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