百歳のタクト 日野原重明氏が指揮者に
タクトを振る日野原氏
末期がん患者のための国内初の独立型ホスピス、ピースハウス病院（中井町）に収益金を寄贈するチャリティコンサートが先月23日、平塚市内のホテルサンライフガーデンで開かれた。病院を運営する一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長で、昨年10月に１００歳を迎えた日野原重明氏は、フィナーレを飾る合唱で指揮者となり、力強くタクトを振る姿も見せた。
コンサートは元宝塚歌劇団の姫由美子さんらが１９９９年から毎年開いている。日野原氏は「地域に支えられて病院の歴史を今日まで続けられた」と語った。今回は収益の一部を東北被災地への義援金にも充てるとし、当日訪れた落合克宏平塚市長に手渡された。
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