松田署が1市5町と協定 災害時における施設使用など
松田警察署(横山雅之署長)は5月10日、中井町など足柄上地域の1市5町と「大震災等発生に伴う施設使用に関する協定」を結んだ。
今回締結された協定は、東日本大震災を教訓として、地震や大規模災害が発生し、松田警察署の庁舎が使用不可能な状態になった場合に、状況に応じて各市町の庁舎などを使用できるようにするというもの。同様の協定は、県内の他の署でもすでに結ばれているが、松田署のように複数の自治体と同時に協定を締結するのは県内初。
横山署長は「協定の趣旨を理解してくれた各市町に感謝したい。今回の協定締結を機に、さらに連携を強め、安全で安心して暮らせる地域社会を作るため、今後とも協力をお願いしたい」と挨拶した。
首長代表として挨拶に立った島村俊介松田町長は「災害時の状況によっては1市5町で分散して対応することも考えられる。今後も松田署と市町がさらに絆を深くし、地域住民の安心安全のために邁進していくことをお互いここで誓いたい」と話した。
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