大磯小の活動に他校が熱視線 中地区の児童・生徒が意見交換
他校の事例に学び、元気な学校を目指す「中地区児童生徒が語り合う集い」(かながわ子どもスマイルウェーブ、神奈川県教育委員会主催)が8月25日、平塚市教育会館で開かれた。大磯町、二宮町、平塚市、秦野市、伊勢原市から小学生20人、中学生20人、高校生7人のほか、教員や保護者などを含めた88人が参加し、意見を活発に交わした。
今年で10回目を迎えた集いでは、大磯町立大磯小学校、平塚市立土沢中学校、神奈川県立秦野曽屋高校の児童・生徒がそれぞれの学校の取り組みについて報告。大磯小から参加した6年の浦田夏明(なつみ)さんと5年の伊藤帆香(ほのか)さんが登壇し、学校独自のキャラクターのかぶりものを着用して行うあいさつ運動などを紹介した。ユニークな活動に対して場内からは「キャラクターはどのように考えたのか知りたい」などの声が寄せられた。
その後、小・中・高校生で構成する5、6人のグループに分かれて議論。今回のスローガン「広げようきらきら輝く笑顔の輪」を念頭にアイデアを出し合った。
「他校の取り組みを大磯小にも採り入れたい」と伊藤さん。中高生との交流が刺激になったという浦田さんは、「先輩たちの意見を参考に輝く学校を実現したい」と話していた。地域、小中高の垣根を越えた連携が、笑顔あふれる学校づくりを促進する。
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