高齢者の事故防止を強化 二宮・中井 多発地域に指定
高齢者が関係する交通事故を減らすために神奈川県交通安全対策協議会(会長/黒岩祐治県知事)は、二宮町と中井町、平塚市などを含む25市区町を9月1日付けで高齢者交通事故多発地域に指定した。
県内の交通事故は発生件数・死傷者・負傷者いずれも年々減少しているのに対し、高齢者の交通事故件数は2003年以降、約1万件の横ばいで推移。全交通事故に占める高齢者事故の割合が自ずと高くなり、同年の15%台から2011年には24%台になった。二宮町と中井町では、今年上半期の町内の交通事故に占める高齢者事故の割合が県平均25・7%を上回る30%以上だった。県内の交通事故は4468件。死者数は前年同期で9人増えた。
指定地域では、広報啓発活動や交通監視などを行い、高齢者の事故防止対策を強化していく。
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