奉納米を収穫 二宮の神饌田で抜穂祭
神前に献上する米を収穫する抜穂祭が11日、川勾神社の神饌田(しんせんでん)で行われた。スーパー西友二宮店となりにある約1100平方メートルの水田では、伊勢神宮から譲り受けたイセヒカリの籾(もみ)種で栽培した米が実った。水田を管理している奉耕主の西山家、宮司、氏子総代ら関係者25人が手作業で稲を刈り取り、豊穣を感謝した。
稲は伊勢神宮へ届けられ、11月の新嘗祭で奉納するほか、藁(わら)はしめ縄や正月飾りの材料に用いられる。
一時は稲の病気を心配したという西山美佐江さんは「猛暑だった夏は水を多く入れて管理した。無事に成長してくれて良い出来です」と安堵の表情を見せていた。
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