交通安全を劇で啓発 二宮高が小学校で上演
二宮小学校(中澤泰紀校長)で12月12日、二宮高校演劇部が1・2年生を対象に交通安全を啓発する劇を披露した。物語の舞台は動物の学校。登場する猫やゴジラの生徒と一緒に、児童たちは「信号が青になったら、左右をよく見て横断歩道を渡ろう」などと交通ルールを学んだ。
演劇部は7月に台本を作成。小学生が関心を持って見てくれるよう、人気アニメのせりふを加え、友達を思いやることやコミュニケーションの大切さなども伝える劇に仕上げた。発表ではボランティア同好会の生徒が協力した。
二宮小卒業生でカンガルーの先生役を演じた山本裕美さん(3年)は「小学生がよく反応してくれて、私たちも楽しかった」。部活を引退したが、この劇のために助っ人で出演した。2年の小山リサさんと山口海登さんは「依頼があればまた上演したい」と話した。
中澤校長は「子どもたちはお姉さんお兄さんの劇に大喜び。交通安全の話を集中して聞くことができた」。
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