地震発生時に津波から逃れるための津波避難タワーを、神奈川県が大磯町の沿岸部に設置する方向で検討に入った。2014年度の完成を目指し、実現すれば昨年設置された藤沢市内の津波避難タワーに続き相模湾沿岸部で2基目となる。
設置される場所は大磯港の港湾施設内。港湾利用者だけでなく、海水浴客や行楽客の避難先としても想定されるため、具体的な位置や形状は2013年度で調整を進める。県砂防海岸課によると、藤沢市にある津波避難タワーと同形状のものが有力だという。
県では、大磯港での津波高予測を最大6・6mとしており、この数値や1基目の建築例を参考に高さや収容人数を決める。さらに、大磯町や港湾利用者などの意見を取り入れながら、2013年度内に設計を進める計画だ。
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