耕作放棄された田んぼや農園の活用を通じて、西湘の魅力を発信する活動を続けているNPO法人西湘を遊ぶ会。昨年企画したみかん畑の再生では、大磯町西小磯の耕作放棄された畑を農家から借り受け、昨年2月から手入れを続けておよそ1トンのみかんを収穫した。このみかんを活用し、茅ヶ崎の蔵元と特産ビール「大磯こたつみかんエール」を開発。商品を販売する大磯駅前の「地場屋ほっこり」でも人気商品だという。
同会では、みかん畑の再生第2期目として3月2日から西小磯の新たな休耕農地で整備に着手。
広さは約300坪。手入れが途切れた木には、実ったみかんが枝に残り、痛み始めたものもある。雑木林から延びたつるが畑を覆い、陽が遮られた地面には雑草が根を張る。この日参加したメンバーは約15人。畑を甦らせるため、鎌やのこぎりを使った手作業で整備を行った。代表の原大祐さんは「順調に行って収穫は12月以降。少しずつ再生を進めていきたい」と話す。
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