大磯警察署が3月6日、町民を対象に落書き消しの指導講習を行った。
これは、警視庁が進める犯罪抑止対策活動の一環として行われたもの。この日は防犯指導員やボランティア、町職員など15人が参加した。
講師は、落書き消しをはじめ二宮町で地域貢献活動を行っている二宮アクティブクラブのメンバーが務めた。最初に署内で講習が行われ、落書きが描かれた場所によって使い分ける溶剤の種類や、再発防止に向けた注意点など具体的な例を挙げて紹介した。
その後は、同署からほど近い国府新宿の交差点で実地講習も行われた。参加者は「注意して見ると、落書きは意外に多い」「落書き落としは、思っていたより綺麗に落ちる」などと話しながら落書きを消した。同署では「落書きが減れば、治安の向上を体感してもらえると思う。要望があれば、自治会向けの開催なども検討したい」と話した。
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