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湘南シラスが豊漁の秋 網元は水揚げ、加工に活況
今年春から不漁だった湘南シラスが夏頃から豊漁に転じ、例年にない水揚げに沸いている。相模湾でシラス漁を営む佳栄丸（よしえいまる）（府川佳男代表）＝平塚市千石河岸57番地＝も現在、１日平均１５０kg以上を水揚げ。府川さんは「昨年比で収穫は２倍程度、身の具合もいい」と目を細める。
秋のシラスは脂の乗りがほど良く、日持ちするのが特長。釜ゆでした際の白さも際立つという。
佳栄丸では水揚げしたシラスの加工・直売も手がける。自慢の鮮度で身がホクホクの「釜ゆでシラス」（６百円）や、長時間の天日干しで食味濃厚な「ちりめん」（５百円）、生シラスを特製タレで漬け込んで冷凍した「沖漬け」（５百円）などを提供。朝獲れの「生シラス」（５百円）も不漁でない限り販売する。
釜ゆでなどの加工は塩や干し加減に各網元で個性があり、佳栄丸の味に慣れ親しんだ長年の常連客も多い。生シラスユッケやジャコのサラダ、釜ゆでのパスタなど、様々に親しまれているという。
府川さんは「漁期は12月末まで。地元ならではの新鮮な湘南シラスを、秋の食卓で存分にご堪能いただければ」と話していた。
問い合わせは佳栄丸【電話】【FAX】０４６３・２２・６５５１。午前９時〜午後４時営業（悪天候で早めの閉店有）。クール便発送可。漁模様はブログ（http://yoshieimaru.blog6.fc2.com/）で検索。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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