5月9日から11日に国立代々木体育館で行われた「第68回全日本体操個人総合選手権」で、小田原市のとらい体操クラブに所属する河崎真理菜さん(大磯中3年)が7位に入賞した。
体操日本一を決めるこの大会。初出場の昨年、予選敗退で悔しい思いをした河崎さんは、初日の予選を7位で通過。上位24人で競われる決勝では、4種目で合計53・000点を獲得し、総合7位で大会を終えた。
今年は、段違い平行棒や平均台で「マロニエハーフ」や「屈伸ダブル」といった新しい技を取り入れ、難易度の高い演技構成に挑戦した。得意の跳馬は「高さがなかった」と納得のいく出来ではなかったが、どの種目もノーミスで着実に点数を重ねた。指導する中山紗萌(さほ)コーチは「1つのミスが次のミスを呼ぶことが多いが、この試合はよくまとまった」と健闘をたたえた。
今回の成績を受けて河崎さんは、6月7日に行われるNHK杯への出場権を獲得。「平常心で楽しみたい」と次のステップを見据えた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|