実りの秋に思い馳せ 二宮町で田植え
二宮町一色の水田で6月4日、二宮めぐみ幼稚園、二宮みどり幼稚園、百合が丘保育園の園児が田植えを行った。町内の遊休農地を活用した米作り体験。
この日は3園から園児約90人が参加。里山づくり推進協議会のボランティアや農業委員から指導を受け、ひざ下まで水田に入って手でもち米の苗を植えた。
参加した園児の一人は「田んぼは柔らかかった。少し冷たかった」と笑顔で感想を話した。今回植えた苗は秋に収穫を迎える。各園でのもちつきなどで使われ、自分たちで植えた米を味わう予定だという。
また、6月8日には西友二宮店となりにある川勾神社の神饌田で五穀豊穣を祈る田植え神事が行われた。
宮総代や神社役員らが集まり、田植えの前に宮司が祝詞をあげて順調な天候と豊作を祈願。三重県の伊勢神宮から籾分けされたイセヒカリを丁寧に植えた。
神饌田は同神社の責任役員を務めていた故西山昇さんが10数年前に提供。以来、西山家が管理と稲作を続けている。
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