大磯町姉妹都市協会(石塚洋会長)は、同町と姉妹都市関係を結んでいるアメリカ合衆国ウイスコンシン州ラシン市へ高校生2人を派遣する。今年は応募者9人の中から淺井淳之介さん(大磯高校・2年)と高部優香さん(高浜高校・1年)が選ばれた。
7月12日に町保健センターで壮行会があり、石塚会長は「大磯町姉妹都市協会として自信を持って送り出せる二人です。本物のアメリカを自分の目でしっかり見て、知って、帰ってきてほしい」と激励した。同協会からホストファミリーへの贈り物として半被などが二人に託された。
昨年も派遣高校生に応募したが渡米が叶わなかった淺井さんは、2度目の挑戦で念願の切符を手にした。「とても行きたかった。小さい頃から撮ってきた写真を使って、大磯町の良さをアメリカの皆さんに伝えたい」と話す。手話通訳士を目指している高部さんは「福祉大国のアメリカで、バリアフリーやユニバーサルデザインを学びたい。将来の福祉活動に活かせたら」と抱負を述べた。
2人は7月24日に大磯町を出発。現地滞在中にラシン市長を表敬訪問し、中崎久雄町長の手紙を渡す。8月7日に帰国予定で、9月には帰国報告会も行う。
また、同協会では今年7月、13年ぶりにアメリカからの留学生を受け入れる。
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