飴がかかったアーモンドをばらす生徒
大磯町立国府中学校の１年生が１月30日に職場体験を行った。生徒は近隣の事業所や商店、施設などでさまざまな仕事を体験した。
二宮町のパン・洋菓子の店「芦の屋」には３人の女子生徒が訪れ、アーモンドにチョコレートをコーティングした「アマンドショコラ」の製造に携わった。まずはローストしたアーモンドにカラメル状の飴をかけたものを、飴が柔らかいうちに手でバラバラに。鍋の中では１８０℃にも達するというカラメルの熱と固まった後の鋭さに気を付けながら、真剣な表情で作業に取り組んでいた。後半はチョコレートをかけたアーモンドに優しくココアをまぶした。最後は自分たちで作ったショコラや店内の商品を味見した。
「お菓子が作ってみたくて来ました。とても楽しかった」と３人。店主の芦川孝幸さんは「積極的に働いてくれ、こちらもやりがいがあった。この経験を活かしてほしい」と話した。
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