春の季語にも用いられる「ツクシ」（3月20日撮影）
中井町を流れる中村川沿いの遊歩道で今年も「ツクシ」の群生が見られる。
ツクシはスギナ（杉菜）の胞子茎で、土に刺した筆のような様子から、漢字では「土筆」とも書かれる。３月から４月頃にかけて繁茂するため春の季語としても用いられている。生長すると鮮やかな緑色に変化し、杉の木の形に似た形状へとその姿を変えていく。
春の山菜として煮物や佃煮の食材に使われることもあり、昨今では生薬としての効能も取り沙汰されているようだ。
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