JA湘南みかん選果場(大磯町生沢966・二宮雄二場長)で22日、地元特産ハウスみかん「湘南の輝き」の出荷が始まった。特徴は、糖度が高く味が濃いジューシーな果肉。今年の出来を二宮さんは「皮も薄く、果肉もたっぷり。上出来」と太鼓判を押す。9月上旬までに計50トン程度の出荷を見込んでいる。
湘南の輝きは同JAが2005年に商標登録したブランドみかんで、現在大磯町と二宮町の生産農家5戸が栽培している。水分・温度・日照を管理できるハウス栽培は、気象条件に左右されないため、露地物と比べ4カ月ほど早く、良質なみかんを収穫できる。
スーパーや平塚市のあさつゆ広場などの直売所での販売のほか、贈答品としての需要も高いが、高齢化や原油価格の高騰などで、栽培農家は減少傾向にある。サラリーマンを辞め家業のみかん農家を継いで10年になる神保さんは「楽しみに待っている方がいるから頑張れる」と笑顔で話した。
問合せは同選果場【電話】0463・73・1366。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|