日赤神奈川県支部古島さん ネパール救援活動から帰国 報告会を開催
6月2日から7月15日までネパール地震の救援活動の事務に従事した日本赤十字社神奈川県支部の古島崇裕さん(34)が7月28日、活動報告を行った。これはネパール地震への救援金などに貢献した県内の企業、団体の関係者を招いて行われたもので、約40人が参加した。
日赤医療班の第2班として活動し、第1班の医療支援を継続しつつ、地元への引き継ぎ準備を担当した古島さんは「我々がいなくなっても自立できるようにすることを目的に活動した」と診療所での活動などについて説明。同国の青少年赤十字メンバー25人、教師5人に手洗いや止血方法をレクチャーした。「効率的に地域に病気の予防方法が伝わる。子どもたちは真剣な眼差しで、聞いてくれた」と古島さん。ネパールでの支援活動を総括し、「できるかぎりのことはできた。現地の人から喜んでもらい、自分自身も元気をもらった」と振り返っていた。
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