テープカットをする杉山町長（写真左から４番目）と事業関係者、来賓
１９９１年度に中井町で整備が始まった県道77号（平塚松田）比奈窪バイパスが27日に開通した。午前中に式典があり、同町と県西土木事務所の関係者、杉本透県議会議員、町議会議員、自治会会長、尾上信一前町長、用地協力者らが参列。テープカットを行い、バイパス開通を祝った。
杉山町長は「地権者と関係各位の尽力に感謝する。このバイパスを活かし、質の高い利便性のある地域として整備を進めていきたい」とあいさつした。
同バイパスは事業延長８６０ｍ。新中井トンネルから４４０ｍ区間の拡幅工事は１９９７年３月に完了したが、残り区間４２０ｍの整備までには20年以上を要した。バイパス路には幅10ｍの車道と両側に幅２・５ｍの歩道を整備。一部分は中村川に架かる橋で、「比奈窪橋」と名づけられた。
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