平農・商高統合へ 定時制課程は高浜高へ
県教育委員会は12月14日、県立高校改革に伴う平塚農業高と平塚商業高全日制の統合や、商業高定時制の高浜高への移行などのI期実施計画案を明らかにした。
改革では、少子化に伴う学校規模の適正化などを掲げ、現在142ある公立校を段階的に再編・統合する。2016年度から始まるI期計画案では、4年間で10校1分校を6校に削減。27年度までの12年間を3期に分け、最終的には20〜30校の削減目標を掲げる。
農業高と商業高全日制は、農業高の施設を活用して2019年度に統合する。農業科と商業科を設置して産業教育を推進。各分野の相互学習を通して6次産業化などに対応した教育を図るとしている。高浜高は同年度に定時制課程を新設し、単位制による普通科として生徒を募集する。
県教委によると、統合後の学校名は今後検討していくという。商業高は全日・定時制ともに統合対象となるため、閉鎖される敷地や施設などの活用も迫られることになる。
I期計画案で再編・統合対象となる高校はほかに、氷取沢と磯子(横浜市)▽横須賀明光と大楠(横須賀市)▽三浦臨海と平塚農業初声分校(三浦市)▽弥栄と相模原青陵(相模原市)。
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