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新島襄の遺徳偲ぶ 大磯・終焉の地に150人参列

社会

公開:2016年1月29日

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献花された終焉の地碑
献花された終焉の地碑

 明治の教育者・新島襄の命日にあたる1月23日、大磯町の新島襄終焉之地碑庭園で碑前祭が行われた。学校法人同志社が主催した。

 同志社大学の村田晃嗣学長をはじめ卒業生と関係者、同町の中崎久雄町長ら約150人が参列。碑前に黙とうや讃美歌を捧げ、新島の遺徳を偲んだ。町詩吟連盟の会員による詩吟と和歌の披露があり、卒業生団体の代表者らが献花した。

 また、碑前祭に関連して講演会とコンサートが聖ステパノ学園海の見えるホールで開催された。同志社社史資料センター社史資料調査員の小枝弘和さんが講師を務め、病身の新島襄が大磯から何を訴えようとしていたのかについて語った。

 後半のコンサートには同大学OBのシンガーソングライター伊藤誠さんが出演。「いのちを歌う」をテーマに、作詞・作曲を手がけたテレビ番組「賢者の選択」のエンディング主題曲「君の風になろう」など心温まる歌を披露した。

 同志社大学設立へ向け奔走していた新島襄は旅先で病に倒れた。1889(明治22)年12月28日から大磯の百足屋(むかでや)旅館の別館愛松園で療養に入る。翌年1月20日、危篤に陥り、同月23日に46歳11カ月の生涯を閉じた。新島の門下生らは1940(昭和15)年に旧百足屋敷地内に碑を建立。碑文は愛弟子の徳富蘇峰がしたためた。

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