水道事業の経営戦略を策定するため、中井町は横浜ウォーター株式会社(五十川健郎代表取締役)と水道事業財政計画等のアドバイザリー業務委託に関する契約を4月15日付けで結んだ。県内の自治体では初の締結という。
契約期間は2017年2月17日まで。水道事業運営の知識と技術を持つ、同社との共同作業によって事業の経営分析を行う。将来の水需要予測や水道施設の更新計画などを踏まえ、2018年度に財政収支見通しを作成するほか、事業継続へ向けた執行体制のあり方も検討していく。
中井町は地下水を水源に、町内全域と平塚市の一部へ水道水を供給。大口需要者である企業からの料金収入もあるが、人口減少に伴う水需要と収入の減少や、事業開始から45年経過した施設の維持更新などが課題となっている。将来にわたり水道事業を安定的に運営するために、経営戦略の策定が求められた。
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