大磯町の六所神社で4日、例大祭「櫛魂(くし)まつり」が斎行され、奉納演芸や神輿の渡御などに地域住民が集まった。
神楽殿では、「鷺の舞」や「浦安の舞」の保存会が古式ゆかしい舞を披露。鷺の舞では鷺と龍、獅子の被り物をした2人の舞手が、笛と太鼓の演奏に合わせて天下泰平や五穀豊穣、災厄消除を祈念した。マーチングバンドや居合道、フラダンス、のど自慢大会、歌謡ショーなどが続き、祭りに花を添えた。
境内では名物の「厄除けくしだんご」や、女性が身に付けると様々なご利益があるとされる「湯津爪櫛(ゆつつまぐし)」のお守りなどを販売。人形やくし、縁起物などを供養するお焚き上げも行われ、不要になったひな人形などを持ち込む人が列を作った。
櫛魂まつりは、同神社が祭る櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)の神徳を称える神事で、くしにちなんだ毎年9月4日前後の日曜日に行っている。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|