二宮町商工会青年部による交流イベント「ふれあい広場」が、二宮駅周辺で10月16日(日)に開催される。幼児と小学生をおもな対象に菓子職人や美容師、テレビ局スタッフ、消防士などの職業を体験してもらう。
40歳までの若手経営者と後継者、従業員でつくる同部が、町の活性化を図ろうと企画。以前は戦隊ヒーローショーやサンバパレードなどのアトラクションと模擬店が中心のイベントだったが、将来を担う子どもに仕事への興味や労働の意義を学んでもらおうと、4年前から職業体験の場として内容を一新した。
二宮小学校体育館とグラウンド、町民センターを会場に約20の体験ブースを開設。ビーズアクセサリー作りや漏水発見、警察、塗装、メーキャップ、看護師、自転車修理、ドッグトレーナー、マッサージなどの仕事に触れることができる。テレビ局のレポーターやカメラマンになった子どもは、参加者が仕事を体験している様子を取材。江戸屋まねき猫さんが動物の鳴き声ものまねを教える寄席芸人の体験もあり、日ごろ経験できない様々な業界の仕事に挑戦する。
駅前町民会館では吾妻山カーニバルと題し、ものづくりワークショップやアートイベント、カフェバー、音楽ライブ、パフォーマンスショーを繰り広げる。町民センターを会場にした演劇は、劇中で始まる謎解きゲームを基にセンター内を探検する観客参加型の趣向を取り入れる。模擬店や物販・展示コーナー、電動立ち乗り二輪車ミニセグウェイの試乗もある。
職業体験は一部を除き、有料(100円〜400円)または無料のチケットが必要。16日の午前9時から町民センターと二宮小体育館でチケットを販売、配布する。雨天決行。午前9時30分〜午後5時。
今年度の実行委員長を務める二見浩史さんは「職業体験を通して子どもたちが夢や希望を抱き、家族の絆を深めてもらえればうれしい」と話している。
パンフレットは二宮町内の幼稚園と保育園、小学校を通じて配布。青年部のホームページに掲載している。
問い合わせは二宮町商工会青年部の荒木さん【電話】0463・71・1082。
【URL】http://www35.tok2.com/home/seinenbu/
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