イランの遊牧民による手織りじゅうたんなどを展示販売する「遊牧民の手しごと展」が、大磯町の今古今で始まった。キリムやギャッベなど、遊牧民が紡ぐ伝統の織物数百点を展示。主催者は「中東で生まれた異文化の作品を楽しんでほしい」と話している。
キリムやギャッベは、敷物や食品を包む目的などで使用される遊牧民の生活必需品。平織のキリムに対し、ギャッベは長めの毛並みが特徴だ。どちらも丈夫で水や汚れに強く「一生ものとして使えるものばかり」(主催者)。近年は独特なデザインや草木染ならではの柔らかな風合いが注目を集め、日本でもインテリアとして人気が高いという。
50年以上前のオールドキリム=写真=をはじめ、キリムをクッションカバーやバッグにリメークした作品などが並ぶ。11月4日(金)まで。午前11時30分から午後9時(31日と最終日3時)。火曜定休。今古今▽大磯町大磯55
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