節分の3日、二宮町の川勾神社で追儺(ついな)の神事が行われた。
雄たけびをあげて登場した赤鬼と青鬼は、陰陽師に説き伏せられると神職や来賓らから豆をまかれて退散。直垂(ひたたれ)姿の射手が弓を引き、矢が鬼の面を描いた東西2枚の板に命中すると参拝者から大きな拍手が送られた。
子どもと車いすの参拝者のための豆まきも行われ、村田邦子町長と巫女らがまく福豆に子どもたちがさかんに手を伸ばした。
大磯町の六所神社や高来神社でも、恒例の節分祭が行われた。
六所神社では、中崎久雄大磯町長や池田東一郎県議会議員、河野太郎衆議院議員ら来賓が境内の神楽殿に立ち、「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて空高く福豆を投げた。詰めかけた参拝者は「こっちに投げて」「もっと遠く」などと声をあげ、舞い降る福を掴もうと押し合いへし合いの賑わいをみせた。
豆を手にした60代の女性は「毎年参加しているが、キャッチできたのは初めて。今年は良いことがありそう」と笑顔で話した。
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