大磯小学校と国府小学校の児童37人が18日、神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで科学講座に参加した。理学部の加部義夫教授と学生らの協力で、実験を通して科学の不思議に触れた。
児童は、液体窒素にゴムボールや植物を浸して凍結させたり、空気中の酸素を液化させたりしてマイナス200度の低温状態を体験。リニアモーターカーの技術にも液体窒素が使われていることを学び、超伝導状態で磁石が宙に浮く様子を見学した。洗濯のりにホウ砂の飽和溶液を混ぜるスライム作りでは、ピンクやオレンジに着色した硬さも様々なスライムができた。
片桐大成君(大磯小3)は「液体窒素は何でも冷やしちゃうからびっくりした」と笑顔を見せ、大久保真衣さん(国府小4)は「大学は広くてきれい。こんなところで早く勉強してみたい」と話した。
町は2013年に同大学と包括提携を結んだことを機に、夏休み中の児童にキャンパスでの「1日大学生」を体験してもらっている。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|