大磯で生まれ、社会風刺の効いた演歌で人気を博した添田唖蝉(あぜん)坊(1872〜1944)について学ぶ講座「添田唖蝉坊って何者?」が、大磯町郷土資料館で10月17日(火)に開かれる。午前10時30分から正午。参加無料で町内在住・在勤・在学者定員40人。
明治・大正を生きた唖蝉坊は、自由民権運動の壮士たちが反政府暴動の一環として演説代わりに歌った演説歌に影響を受け、後に新語として定着した演歌を歌うようになった。庶民の鬱憤(うっぷん)や怒りを歌で主張し、「のんき節」や「マックロ節」、「むらさき節」などで一世を風靡した唖蝉坊は、現代演歌のルーツともいわれる。
講座では、大磯町文化財専門委員の細井守さんを講師に迎えて大磯ゆかりの演歌師・唖蝉坊について紹介する。
参加者は筆記具を持参する。申し込みは大磯町生涯学習課【電話】0463・61・4100(内線329)。
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