立花学園=松田町=の日暮矢麻人(ひぐらしやまと)選手が、福岡ソフトバンクホークスから育成5巡目の指名を受けた。
小学1年生から野球を始めた日暮選手は、中学時代に硬式野球チーム中井リトルシニアに所属。3年生で日本リトルシニア中学硬式野球協会の南関東選抜に選ばれ、台湾遠征を経験した。
立花学園には、今春限りで勇退した菅野敦史前監督(元横浜商業監督)の誘いで入学した。1年生の夏からベンチ入りし、2年生の秋からは投手や外野手としてレギュラーに定着。主軸の4番や5番を任され、持ち前の勝負強さを磨いた。
プロのスカウトが日暮選手に注目し始めたのは昨年冬ごろ。ソフトバンクのほか5球団が調査に乗り出し、育成での指名を告げられたためプロ志望届を提出したという。
菅野監督の後任として、チームを6年ぶりのベスト8に導いた志賀正啓監督(30)は「人並み外れた力強い打撃が魅力。どんな球にも対応でき、本番に強い勝負強さがある」と教え子を評価する。日暮選手はソフトバンクの柳田悠岐外野手が憧れといい、「福岡へ行くのが楽しみ。支配下選手になれるよう練習して、両親に恩返ししたい」と笑顔を見せた。
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180センチ・84キロの左投げ左打ち。高校通算本塁打は12本。秦野市在住。
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