二宮町の魅力を町内外の人にPRするイベントを企画しようと話し合う「中学生サミット」が、二宮西中学校で8月9日に開かれた。
同中学校と二宮中学校から生徒会役員などの生徒24人が参加。「二宮のチャームポイントをどう伝えるか」をテーマに、4つのグループに分かれて湘南にのみやふるさとまつりに出店するブースについて意見を交わした。
生徒は催しの対象者や予算、段取り、事前告知の方法なども相談し、企画案を模造紙にまとめてグループごとに発表した。「吾妻山や海の風景写真を入れた缶バッジを作る」、「町のPR映像を制作し、自分たちで振り付けたダンスを披露する」などの案が挙がり、多数決でみかんの香りがする石けんの手作り体験ブースを出すことに決定した。
石けん作りを提案したグループの生徒は「みんなで考えて話し合い、アイデアをどんどん膨らませていった。採用されてうれしい」と話した。
同サミットは、中学生が自主性や協調性を養いながら地域コミュニティへの参画を促すことを目的に初開催。参加者からは「いろいろな人の意見を聞き、自分の考えを理解してもらうにはどうすればよいかを学ぶことができた。今後につなげたい」という感想があった。
生徒は11月に開かれるふるさとまつりに向けて出店の準備を進めていく。
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