ミャンマー連邦共和国からの留学生を招いた交流会が、7月30日に大磯町保健センターで開かれた。大磯町食生活改善推進団体(通称「ママの会」)が同国の郷土料理を再現して留学生に振る舞った。
来年に開催が迫る東京オリンピック・パラリンピック競技大会で、大磯町は小田原市や星槎グループらとともにミャンマーを含む3国と事前キャンプ協定を結んでいる。ホストタウンにも登録し、各国と交流を図っており、交流会もその一環。これまでもママの会が各国の郷土料理を再現するレシピの開発を行ってきた。
ママの会では、2月頃からミャンマー料理の再現に着手。インターネットなどで元のレシピを調べ、日本で入手しづらい材料を別のものに置き換えたり、現地の味からかけ離れない程度に日本人の口に合う辛さにするなど調整を重ねてきた。
留学生も太鼓判
交流会には、星槎国際高等学校湘南に通う留学生3人が招かれた。この日のメニューは、ミャンマーの辛味のあるチキン煮込み「チェッターヒン」、ココナッツ風味のごはん「オンタミン」、干しえびの香るポテトサラダ「アール・トゥ」。ママの会と一緒に食卓を囲んだ留学生のカウンさん(16)とスーさん(15)、ヤミンさん(15)は「ミャンマーのほうがもっと辛いけれど、とてもおいしく出来ている」と絶賛。ママの会の加藤澄江会長は「喜んでもらえてとても嬉しい。地域にレシピを広めながら、五輪の交流につなげていきたい」と笑顔を浮かべた。
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