二宮町在住で大磯テニスアカデミーに通う林夏摘さん(東海大付属相模高3年)が、平塚市営桃浜庭球場で昨年12月に本戦が行われた「第56回平塚テニス選手権大会」の女子一般シングルスで、初出場にして初優勝の快挙を遂げ、県大会への切符を手にした。
ベテランとの戦い
これまでジュニアの大会に出てきた林さんにとって、本格的に成人の選手たちに挑む初めての大会。「ジュニアに比べスピードこそ遅いものの、テクニック重視でじわじわと攻めてくる。これまであまり対戦したことのないタイプ」というベテラン選手たちを相手に「粘られてもイラつかず、冷静に対応すること」を心掛けた。大学生と対戦した決勝では、長いラリーからカウンターを狙ってくる相手に対し、積極的に前に出てボレーを決めた。また、この大会に向けてサーブの正確性を高める練習をしてきたことも奏功し、サービスエースも決めて勝利をつかんだ。
県大会は2月下旬に開幕。春から大学生になる林さんは、進学先でもテニスを続ける予定だ。「県大会は自分のテニスがどれだけ通用するか試す機会にもなる。春に良いスタートが切れるように、少しでも上の順位を目指して頑張りたい」と笑顔で目標を掲げた。
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