中井町の「防災のつどい」が2月15日にあり、小学生から大人まで町民65人が講演会と防災体験を通して、災害から身を守るために必要な備えや行動について学んだ。
農村環境改善センターでは「地震発生、その時あなたは?」と題する講演会が行われた。札幌市を訪れたときに北海道胆振東部地震に遭遇した日本防災士会の正谷絵美さんが講師を務め、災害現場のありさまや避難所の運営を支援した経験、防災の心得などを語った。
参加者は、町役場前駐車場に設けられたコーナーで火災の疑似煙や起震車による新潟県中越地震の縦揺れなどを体験。初期消火とAEDを用いた救急救命の訓練、通電火災を防ぐ感震ブレーカーの見学などもした。
心臓マッサージを練習した女性は「一人でやり続けるのは大変。複数の協力者で対応することが必要」と話し、自動車に防災用品を備えているという参加者は「家具の固定が大事なことなど、具体的な話が勉強になった」と感想を述べた。
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