今夏の「土用の丑の日」は7月21日と8月2日。二宮町図書館1階にある展示テーブルで、「う」のつく本を紹介している。ウナギを筆頭に「う」のつく物を食べる土用の丑の習慣にちなみ、読書で免疫力をあげようという企画だ。
鰻屋を舞台にした小説、岡本かの子や料理記者・岸朝子さんのエッセイ、ウナギと地球環境に関する自然・科学の話、紀行のほか、レシピや落語の本、レストランガイドなどジャンルは多岐にわたる。蔵書から75冊を選び、7月28日まで展示中。
展示テーブルの紹介本は月替わり。その月の担当者がテーマについてアイデアを出し、企画する。今月から、テーブル脇の案内掲示に2次元バーコードを記載して同館ホームページの展示資料リストを見られるようにした。テーブルにない、貸し出し中の本は予約できる。
2階の特設展示では「こわいはなし あつめました」と題し、小池真理子・京極夏彦・貴志祐介さんらのホラー小説や奇譚集などを紹介。7月26日まで。生誕100年を迎え、二宮町で一時期を過ごした劇作家・梅田晴夫と作家・阿川弘之さんなど地元ゆかりの人物の本も並べている。
同館職員の三浦牧子さんは「本を見て手に取って楽しんでもらえるよう様々な展示企画を増やしていきたい」と話す。
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