長期療養中の子どもの自立支援を行う事業で、湘南ベルマーレに伊勢原市の小学1年生、橋本琉君(6)が入団した。11日、Shonan BMW スタジアム平塚で開かれた入団会見で、「選手やサポーターから元気をもらって、みんなに元気をあげられるチームメイトになりたい」と話した。
事業を企画、運営しているのはNPO法人「Being ALIVE Japan」(東京都)で、スポーツチームの入団を通じて長期療養児の自立、復学支援プロジェクトに取り組んでいる。
入団した橋本君は小児がんの「ユーイング肉腫」で昨年11月から11カ月間ほど入院。サッカー好きで病気を発症する前は、ベルマーレの試合を観戦していた。
会見では緊張していたが、真新しいユニフォームに袖を通すとにっこり。背番号「61」を選んだ理由を「名前を憶えてもらいたいから」と説明し、「リフティング10回が目標です」と力強く宣言した。ベルマーレの水谷尚人社長は「笑顔の回数が増えることに期待したい」と話していた。
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