魚のパテをパンに挟んだ二宮グルメ「おとちゃんバーガー」の販売会が、二宮駅南口の田邊直売所店頭で12月5日に開かれた。二宮町商工会女性部が作った元祖おとちゃんバーガーと、町内のパン屋が同部のレシピをアレンジした商品も並び、計90個近くが昼ごろまでに売り切れた。
バーガーは健康増進と地魚の消費拡大を図ろうと、女性部が4年前に考案。サバなどの青魚をパテの原料にした。子どもから高齢者まで魚を食べやすいよう、すり身に加工し、販売もしている。
今年は新型コロナウイルスの影響で女性部が毎年出店していた「にのみや商工まつり」などの催しが中止に。おとちゃんバーガーやすり身の販促活動をできずにいたが、田邊の売り出しに合わせて実施した。今井惠子部長は「学校給食の献立にも出て、地域の皆さんに浸透している様子。家庭で魚のすり身をハンバーグや鍋の具、油で揚げたつみれ汁にしてもおいしいですよ」と話す。田邊ですり身を購入できる。
バーガーの名称は魚を表す「おとと」と、地元の吾妻神社の祭神で二宮ブランドのキャラクター「おとちゃん(弟橘媛(おとたちばなひめの)命(みこと))」にちなむ。
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