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地元産米を子ども食堂へ JA湘南青壮年部が寄贈

社会

公開:2021年3月12日

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地元産米を寄贈した=大磯町社会福祉協議会地元産米を寄贈した=大磯町社会福祉協議会
地元産米を寄贈した=大磯町社会福祉協議会地元産米を寄贈した=大磯町社会福祉協議会

 平塚・伊勢原・大磯・二宮の若手農家が所属するJA湘南青壮年部(細野悟委員長)が2月19日、地元で活動する「こども食堂」12カ所に米30kgずつを寄贈した。

 20〜40代の生産者72人が所属している同部。これまで幼稚園や小学校でのもみすり精米作業の実演や、保育園児へのプランター野菜作りの指導などを行ってきたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、それらの活動を実施できなかったという。「何か地域貢献ができないか」と模索していたところ、コロナ禍で経済的に困窮する家庭が増加し、子どもたちに無料または安価で食事や居場所を提供している「こども食堂」の利用者が全国的に増えていることを耳にした。「子育て世代の多い青壮年部として、そんな状況を見過ごせない。お米を食べてもらうことでエールを送りたい」と米の寄贈を決めた。

子どもたちに笑顔を

 寄贈した米は県奨励品種の「はるみ」。19日に細野委員長や瀬下亮副委員長らが、各地のこども食堂運営事業者に計360kgを届けた。大磯でこども食堂を運営している大磯社会福祉協議会の竹内京三会長は「地元のおいしいお米。ありがたく使わせて頂きます」と感謝を述べた。自身も幼稚園と小学生の2児の父である細野委員長は「未来を担う子供たちにつらい思いをしてほしくないという部員の思いが一致した。地元で私たち農家が作ったお米を食べて、笑顔になってもらいたい。苦しい時期が続いているが、一緒に協力して頑張っていきたい」と思いを語った。

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