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照ヶ崎にアオバト 海水求め今年も飛来

社会

公開:2021年5月14日

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照ヶ崎海岸に飛来したアオバト =大磯在住の木原秀雄さん撮影
照ヶ崎海岸に飛来したアオバト =大磯在住の木原秀雄さん撮影

 海水を求めて毎年5月から10月にかけて照ヶ崎海岸へ飛来するアオバトが、今年も4月下旬から姿を見せている。

 大磯の町の鳥にも指定されているアオバトは、丹沢山地から照ヶ崎海岸へ集団で飛来し、岩場の潮だまりで海水を飲むことで知られる。繁殖期の栄養分や水分の吸収に必要なナトリウムを海水から摂取するためと言われ、照ヶ崎は国内最大級のアオバト飛来地とされる。地元の野鳥観察グループ「こまたん」によれば、今年初めて飛来した姿を確認したのは4月25日の早朝で、1990年からの統計でみると平年よりやや早いという。今後、気温の上昇に合わせて飛来数が増加し、6月から8月頃にピークを迎える。

観察会は休止

 毎年アオバトの飛来シーズンに観察会を開いているこまたんだが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてほぼ休止に。今年もいまだ沈静化していないことから同様の状況が続いている。こまたんでは「状況が良くなり再開する場合は、ホームページでお知らせする。野鳥との出会いを仲間と共有することも大きな楽しみだが、今は我慢して、個々に鳥への感性に磨きをかけてほしい」と呼びかける。

 また、この時期の野鳥観察全般について「春から初夏にかけては鳥たちにとって大事な恋の季節。高らかな鳴き声を頼りに木の梢を探すと見つけやすいが、歌の邪魔をしないように、優しい気持ちでそっと見守ってほしい」と話している。

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