星槎国際高校湘南の「サイバー防犯ゼミ」に所属する生徒13人が7月14日、大磯小学校の6年生143人にSNSやインターネットの危険性、利用する際の注意点などを指南するサイバー教室を開いた。
生徒らは、LINEなどは文字だけでやり取りをするため言葉のくい違いが起こりやすいことや、インスタグラムに投稿した写真から個人情報が特定されてしまったケースなどのSNSにまつわるトラブル事例を紹介し「サイバー犯罪やトラブルに巻き込まれないために4つの力(考える力・がまんする力・思いやる力・かなしませない力)を身に着けて」と呼びかけた。またスマートフォンやゲームの依存についても注意を促した。授業を受けた児童の一人は「これからインターネットを使う時に気をつけようと思った」と感想を話した。
同ゼミは今年5月に発足。所属する全生徒が県警の「かながわサイバーポリスサポーター養成講座」を受講している。今年度、大磯町と二宮町の小中学校でサイバー教室を開いていく計画で、この日が1回目となった。
この日のために1カ月ほど前から準備を進めてきたというゼミ生たち。西ヶ谷涼太さん(3年)は「緊張で声が小さくなったり、敬語が混じる場面もあったが、子どもたちの反応が良くて安心した。今回の経験を今後に生かしていきたい」と次回への意欲を述べた。
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