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新しい年迎える 準備着々 六所神社・川勾神社

文化

公開:2021年12月17日

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正月の準備が進む=六所神社
正月の準備が進む=六所神社

 今年も残すところあと半月。大磯町の六所神社と二宮町の川勾神社では、破魔矢などの授与品の用意や拝殿のすす払いを始めとする新年を迎える準備が着々と進められている。

巫女の研修始まる

 六所神社では三が日に向けた巫女の研修が始まり、緋色の袴を身に着けた女性たちが立ち居振る舞いや言葉遣い、神社やお守りに関する知識などについて学んでいる。厄除けや家内安全を願う破魔矢に、来年の十二支の寅が描かれた絵馬を取り付ける作業も行った。

 神職がお守りなどの授与品をお祓いしたり、境内の清掃や木の剪定、参拝時に距離をとって並ぶことを求める看板の設置準備なども進められている。お守りは寅が描かれたものや、新たに大磯町の町の鳥・アオバトを模した、押すと音が鳴るものも並ぶという。同神社では「現在はコロナも沈静化していますが、ご来社の際はマスクの着用や手指消毒にご協力の上、粛々とお参りいただければ」と話している。

19日に年越の大祓

 川勾神社で12月8日にすす払いがあり、氏子総代など神社関係者が竹笹の葉で拝殿の軒下のほこりを落とした。疫病を払い除ける力があると伝えられている直径およそ2・5mの茅の輪づくりも行った。茅の輪を毎年こしらえて9年になるという副総代長の小林義明さんは「材料の茅を入手するのが困難になってきたが、例年どおりに完成させることができた」と胸をなでおろした。

 紙の人形(ひとがた)や形代(かたしろ)に罪やけがれを託し、この輪を8の字を書くように3回くぐると、心身が健やかに祓い清められるという。茅の輪くぐりの神事である大祓が6月と12月の年2回執り行われていて、年越の大祓は19日(日)午前9時から。しめ縄も新調する。

 「次の半年間のみなさんの無病息災を願いながら輪をくぐります。神社の務めとして、一日も早くコロナ以前の平穏な日常を取り戻せるよう祈るばかりです」と宮司の二見直樹さんは話す。

 大祓の後も茅の輪は境内に設置したままにするので、年末年始もくぐることができる。

年越の神事でくぐる茅の輪=川勾神社
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