大磯町の六所神社(柳田直継宮司)で6月18日、前・宮総代の鈴木馨さんら役員が、縁起木としてお正月飾りなどにも使用される千両と万両を境内にある2つの池に浮かぶ島に植えた。
花の少ない冬場に華やかな赤い実をつけることから、縁起の良い木とされる千両と万両。3年前、「参詣した人の目を楽しませる名所になれば」と、鈴木さんら当時の役員と柳田宮司が話し合い植樹を決めたという。役員らが各家庭で育てている木から種を持ち寄り、約1100個を神社裏の日陰にまいた。1年後、育った苗の中から状態の良い550株を選別してポットに移し、この日まで育成してきた。
移植作業は造園業者のアドバイスを受けながら、3年前の役員らが中心となって実施。手押し車でポット苗を運び、西の池の島には万両、東の池の島には千両を植樹した。鈴木さんは「今日は天候に恵まれ、苗の生育も順調で神社のご加護があったのでは。来年の冬には実がつくはずなので楽しみにしていてもらえれば」と語った。
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