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平和願う鐘の音 日米で 原爆投下の日に大磯町

社会

公開:2022年8月19日

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参加者が順に鐘を鳴らした
参加者が順に鐘を鳴らした

 広島と長崎へ原爆が投下された同日・同時刻に世界平和の祈りを込めて鐘を鳴らし、黙とうを捧げるプロジェクトが、大磯町と姉妹都市の米国デイトン市で同時に催された。今年で3年目。

 大磯町国際交流協会(原口麗子会長=人物風土記で紹介=)がデイトン市と連携して実施している取り組み。地域に参加を呼びかけて8月6日の午前8時15分と9日の午前11時2分に、澤田美喜記念館と延台寺、石神台の東公園で開催した。2年前、原爆投下から75年目の節目に「日米の姉妹都市で平和のベルを鳴らそう」という全米国際姉妹都市協会の呼びかけで行われたプロジェクトが、きっかけとなった。

悲惨な戦争を繰り返さない

 6日の澤田美喜記念館では、原口会長が「平和を願い、世界が悲惨な戦争を繰り返さないよう、(ロシアによる軍事侵攻が続く)ウクライナへの思いも込めて鐘を鳴らしていただければ」とあいさつ。参加者が1人ずつ釣鐘を鳴らした後、全員で原爆で亡くなった人々に1分間の黙とうを捧げた。参加者は「代々、伝え続けていくべき大切なこと」「最近は世界平和に対する心配もある。孫世代のためにも自分たちが頑張らなくては」と感想を話し、同館チーフアドバイザーの武井久江さんは「本などから歴史を学ぶことも大切だが、コロナが落ち着いたら現地にも足を運んでほしい。そこで見たことや感じたことを行動に変えて、世界から一つでも悲しみが消える努力をしていきましょう」と語りかけた。

 この日の模様はデイトン市と写真を送り合って共有した。原口会長は「来年以降もプロジェクトを継続し、姉妹都市との交流を深めていきたい」と話している。

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