大磯警察署の武道始式が同署で1月12日にあり、署員が日頃鍛えた柔道と剣道の技や逮捕術などを披露した。
松嶋誠署長は「訓練の成果を十分に発揮して正々堂々と戦うことを期待する」と訓示した。柔道と剣道の対抗試合では、大勢の来賓や警察OB、地域住民などを前に、選手たちが「今日のためにジムで体を鍛え、2kgの減量をした」「悪いやつを絶対に逃がさない気合いを見せる」などと勝負への意気込みをアピール。同僚や先輩から「まだまだ行けるぞ」「取り返せ」と声援を受けながら、気迫ある試合を繰り広げた。
柔道の五人掛けでは、神奈川県警の強化選手に指定されている藍健太郎五段が元立ちを務め、有段者の署員を相手に次々に技を決めると「おおー」という感嘆の声と拍手が起こった。剣道では二宮高校の剣道部員も参加して五人掛けに挑んだ。
また、刃物を持った相手を制圧する逮捕術、6歳から中学1年生までの大磯剣誠会の剣士による稽古、国府中学校吹奏楽部の演奏も披露された。
振り込め詐欺の寸劇では詐欺のリーダーや高齢者などに扮した署員が笑いを交えて熱演。詐欺にだまされないよう訴えた。
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