豆をつかもうと手を伸ばす来場者
曾屋神社（守山文夫宮司）で２月３日、「節分祭〜追儺式〜」が行われた。同神社の節分祭は、30年間ほど中断されていたが、季節の行事を子どもたちに体験して欲しいと地元商店会「大道商和会（杉山和史会長）」が協賛して、平成19年に復活したものだ。
当日、暖かな日差しがそそぐ境内には、親子連れやお年寄りほか近隣から約３００人が集まった。
時間になり、特設舞台に登場した守山宮司が邪気を祓う矢を四方に放ち、続いて年男・年女や厄年の男女が「福は〜うち、福は〜うち」の掛け声とともに豆うちを行った。
来場者は、印の付いた「福豆」をつかめば同商店会が提供した景品がもらえることもあり、豆がまかれるたびに歓声を上げながら手を伸ばしていた。
守山宮司は「今年一年が、皆さまにとって健康で健やかな良い年であるように祈っております」と話した。
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