菖蒲にある市道915号線で2月上旬から、上幼稚園園児と上小学校児童によるカッティングシートの貼り絵が、道沿いの土留鋼板を約50mにわたって彩り豊かに飾っている。
これは、同園の園児23人と、同校の1年生から5年生82人によって作られたもの。昨年11月に市道路公園整備課が依頼し、子どもたちが今年1月までかけて、人気キャラクターや花、動物などの貼り絵を作成した。
2月22日には同園の園児が最後の仕上げとして、園名やクラス名を貼り付けた。子どもたちは「少しずれちゃったけど上手にできた」「いろいろな絵があって面白い」と笑顔で作業に取組んでいた。
市道915号線は平成16年度から、地域との連携による道路改良事業を進めており、今回の貼り絵もこの一環として実施されたもの。
以前はペンキで描いていたが、今年から名古木にある(有)ミナミ看板が寄付した業務で余ったカッティングシートを使用して行った。同課によると「水にも強く15年以上は充分にもつ」という。この事業は平成23年度に完成となり、四十八瀬川近くまで続く約60mにも貼り絵を行う予定だ。
同園の柳川ゆき子園長は「子どもたちにとっては、小学校でも中学校でも使う通学路。地域の道として、ここを通るたびに思い出せる、良い記念になったのでは」と話した。
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